水素サロン セルくれんずでHHO酸水素ガスを吸入する際に、飲み放題にしているアルカリ電解還元水。

『ph9.5整腸水素水』として提供しており、好評いただいております。

そのアルカリ電解還元水、自宅でも飲みたいから代替品を教えて欲しいとよく聞かれます。

市販のもので、エナジック社のアルカリ電解還元水に代わる水はございませんと答えます。

「温泉〇99」や「アルカリイ〇ンの水」は?

残念ながら、こちらもph9.5整腸水素水の代わりには到底なりえません。

 

理由を説明します。

私は【健康な水】を次のように定義しています。

①ph10.0以下のアルカリ性

②酸化還元電位(ORP)がマイナス

③水素溶存濃度が0.1ppm以上

④硝酸窒素濃度が0.2ppm以下

この定義を満たすためには、水がフィルターを経由して、電極版に触れる電解層を通過する必要があります。

というか、浄水フィルターと電解層を通った水はこの4つの定義をすべて同時に満たすのです。

エナジック社のアルカリ電解還元水が定義をすべて満たしているのは言うまでもありません。

問題なのは、アルカリ性を謳う市販の水で、4つの定義を満たすものがないということです。

上の画像は、エナジック社のアルカリ電解還元水と、某アルカリ性を謳う水のphを比べたものです。

左はエナジック水でph9.5です。右が某アルカリ水でph8.0くらいでしょうか。

どちらもアルカリ性ではあります。

 

上の画像は、酸化還元電位(ORP)値を比較したものです。

エナジック水はマイナス電位、某アルカリの水はプラス電位です。

マイナス電位は還元性、プラス電位は酸化性をもつということ。

某アルカリの水はアルカリ性なのに酸化性の水ということです。

これは私の推測ですが、某アルカリの水は電解層を通していないと考えます。

これは某アルカリの水に限らず、市販のアルカリ性を謳う水のほとんどに言えます。

某温泉の水も、強いアルカリ性を示す一方で、プラス電位の酸化性の水であることは実験済みです。

また、すべてのメーカーがそうしていると断言はあえてしませんが、ph調整剤という添加物でアルカリ性に変えられます。

飲み水のphを安全に変えるのであれば、アルギニンが適しているでしょうか。

アルカリ性の水が健康に良いことは間違いありませんが、ph値だけで選ぶと健康に作用しない可能性が高いです。

水を選ぶときに最優先すべきなのは【酸化還元電位(ORP)値がマイナス】であること。

まずORP値で判断すれば、アルカリ性も水素濃度も一緒についてきます。

酸化還元電位(ORP)測定器は、ネットで2,000円くらいから買えるので、

興味のある人は自宅の飲み水を調べてみたら宜しいかと思いますよ。