自己免疫疾患の代表格ともいえる「関節リウマチ」

医学は原因不明としています。

原因不明なのに治せるとは思えないのですが、なぜリウマチ患者は病院で診てもらうのでしょう?

いいとこ鎮痛剤でしばらくの間痛みを消すくらいしかできないでしょうに。

少なくとも痛みは消えるから、痛いよりもマシということで足しげく病院に通うのでしょうね。

 

海外の論文で、リウマチの原因究明・治療に使えそうな興味深い内容の論文が出ました。

SAGE journals

日本語訳:

『関節リウマチ患者における亜鉛の栄養状態、抗酸化活性および酸化ストレスに関連するバイオマーカーの評』』(2021.5)

リウマチ群では、健康群に比べて亜鉛の摂取量および血漿中濃度が有意に低かった。

しかし、両群とも亜鉛が不足しており、リウマチ患者の疾患活動性は亜鉛バイオマーカーに影響しなかった。

リウマチ患者では,抗酸化酵素(スーパーオキシドディスムターゼ,グルタチオンペルオキシダーゼ)活性と尿中8-イソプロスタンが低下していた。

結論 :

食事摂取量と生化学的バイオマーカーを評価した結果、

関節リウマチ患者は亜鉛が不足しており、

酸化ストレスが増加していることがわかった。

 

要は、リウマチの人は、ビタミンD、亜鉛、マグネシウムをしっかり摂るということ‼

 

亜鉛以外にも、酸化ストレス緩和に関わるマグネシウムも超重要です。

低マグネシウム状態になると…☟

細胞が決定的な誤作動を起こすようになる

◆傷、切り傷、出血がなくても、血液が凝固する傾向があり、血栓や塞栓を引き起こす可能性

◆アドレナリンの分泌が異常に増加する

◆細胞はアドレナリン刺激の刺激に過剰反応し始める

◆コレステロールの生成と代謝が異常になる

◆心臓や血管を含むすべての筋細胞は収縮する傾向があり、リラックスできなくなる

◆フリーラジカルの生成が増加、酸化ストレスに対する感受性が高まる

◆動脈が硬化してプラーク蓄積

◆インスリン抵抗性の結果としてグルコースが適切に処理されず、II型糖尿病やその他のさまざまな障害を引き起こし心臓病を引き起こす可能性

 

ビタミンDについては、またの機会に。

リウマチ患者のみならず、

ほとんどの現代人は摂れていないと言ってもいい亜鉛とマグネシウム。

運動したら汗で流れてしまう。

かといって動かなくても交感神経優位下でどんどん減っていく。

確実な量を定期的に摂ることで、体内のミネラル量を維持する必要がある。

とはいえ、農薬で瘦せた土壌、汚染された水で育った食べ物には期待できない…。

こうなってしまっては、サプリメントに頼らざるを得ないのではと思う。

現に私は、自分で探しに探して納得できるマルチビタミン&ミネラルをサプリメントで摂っている。

新型コロナもなんのその!健康上、何一つ問題なし‼

それも偏に口に入るものを栄養で認識しているからだと確信している❣