私がHHO酸素水素ガスの体験会で、参加者に必ず伝えること。

『H2水素吸入には副作用があります』

もちろんHHO酸素水素ガスには、ここでいうところの副作用はありません。

以下に詳しく説明します。

水素が活性酸素を除去する、いわゆる『抗酸化作用』はH2水素もHHO酸素水素ガスも同じです。

違うのは、化学式です。

H2は分子結合していて、HHOは結合していない。違いはそれだけです。

ただ、その違いが「副作用」となります。

H2水素の分子結合をほどくのに、身体の有限資産である分解酵素を消費するのです。

 

ここで酵素(こうそ)について説明します。

酵素というのは、遺伝子でその人が一生で作れる量が産まれたときには決まっているとされています。

そして、減ったからといって補充できないのが酵素です。

加齢とともに身体の酵素は減る一方なのです。

そして、酵素が尽きたら死にます。

 

酵素は大きく「分解酵素」と「代謝酵素」に振り分けられます。

分解酵素は、食べたものの消化・吸収に使われると考えると分かりやすいでしょう。

代謝酵素は、内臓や細胞組織の修復など、いわば生命活動に直結する酵素です。

代謝酵素が少ないと血流が悪くなり病気になったりして元気がなくなります。

 

最近、流行している一日一食、ファスティング、断食は、胃腸負担を減らして分解酵素を節約し、相対的に代謝酵素が増えるので元気になるということです。

風邪をひいたときに「栄養あるものいっぱい食べて、はやく治しなさい」というのも間違いです。

食べたら代謝酵素が増えずなかなか治りません。

風邪をひいたら、とにかく胃腸負担を減らし、ビタミンやミネラルを水分とともに摂取し、おとなしく寝ておくのが正解です。

 

話が逸れましたが、H2水素を吸っていると、分子結合をほどくのにどんどん分解酵素が使われるので、相対的に代謝酵素が減ります。

アンチエイジングに良かれと思って吸っているのに、逆に老化を促進していることになります。

病気は良くなるどころか、むしろ悪くなるという実例もあります。

 

分解酵素を消耗するのは吸入の場合です。

水素風呂など経皮吸収はH2水素でも問題ありません。

水素水の飲用は、H2水素水に関しては口に入る時にはほぼ含まれていないので、水素を摂り込むには非効率的なので、私は意味がないと考えます。

飲みたい人は飲めばいいと思います。

 

H2水素の副作用はお分かりいただけたでしょうか?

HHO酸素水素ガスは、分子結合していない単体水素原子なので、酵素を減らすことなく活性酸素と反応します。

高齢者、基礎疾患をお持ちの人ほどHHO酸素水素ガスを選ぶべきです。